2009年12月01日静岡新聞「この人」

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瓦に見える金属屋根を開発した
長松孝俊さん(磐田市)

約20年前に10代で家業の丸大鉄工を継いだ。静岡大。
住宅会社と共同開発した「ワンダフルルーフ福瓦」の来春の販売開始を目指す。39歳。
-開発した屋根にはどんな特徴がありますか。
「外観が瓦のような住宅用の金属屋根です。
全国に安価で普及している軽くて強い、規格品の屋根をベースにしました。
金属の弱点だった雨音の大きさも軽減しました」
-開発のきっかけを教えてください。
「急死した父が「鉄に生きる」という言葉を残してくれました。その遺言をどうしたら
形にできるかを手探りで考え続け、たどり着いたのが「福瓦」でした」
-町工場の技術が全国に発信されますね。
「すでに普及している規格屋根をベースにしているので、全国展開できるのが強みです。
景気は悪いですが、地域の中小企業は頑張っているんだ-という姿を見せたい。
磐田発の新技術として、市に「いわたブランド」認定の申請もしました」
"福社長"は4歳の真っ白い日本スピッツ犬の福ちゃん。福瓦のPRキャラクターも務める。