文字サイズを変更

プレスリリース 2013年

原子力に係る公募研究の採択結果

2013年3月18日

中部電力株式会社

当社は、原子力に係る公募研究件名を採択しましたので、お知らせします。

当社は、研究の取り組みの強化を図るため、原子力安全技術研究所において、2012年10月19日から12月21日まで幅広い研究テーマの公募を行いました。これに対して、全国から合計81件の多数のご応募をいただき、アドバイザリ・コミッティによる審査を経て、13件の研究を採択いたしました。

採択した研究は、2013年度に研究を開始し、今後、進捗に従って、年1回研究報告書を提出していただきます。また、当社が開催する研究発表会で成果を発表していただくこととしています。この発表会は、広く地域の皆さまに公開する予定です。

 

募集した研究の領域(分野)

応募件数

採択件数

領域1

原子力の将来技術に資する基礎基盤的研究

27

5

領域2

原子力発電所の安全性向上に資する研究

35

5

領域3

浜岡原子力発電所1,2号機の廃止措置の改善に資する研究

14

2

領域4

浜岡原子力発電所3,4,5号機の保守性・作業性の向上に資する研究

5

1

合計

81

13

具体的な採択件名は「別紙」をご参照ください。

添付資料

以上

添付資料1

別紙:採択研究一覧表

研究の領域(分野)

研究テーマ名

研究代表者(敬称略)

【領域1】
原子力の将来技術に資する基礎基盤的研究

空気冷却器を利用した崩壊熱除去システムに関する研究

福井大学
望月 弘保

トリウム溶融塩炉の苛酷事故ソースターム評価手法の構築を目指す基礎的研究

福井大学
山脇 道夫

放射性物質の同定と分布状況を表示可能な放射線画像検出アレイの開発

名古屋工業大学
ニラウラ マダン

シリカエアロゲルを用いたリアルタイム90Srカウンターの開発

千葉大学
河合 秀幸

遠隔方向検知ガンマ線計測の研究

静岡大学
青木 徹

【領域2】
原子力発電所の安全性向上に資する研究

配管亀裂発見の早期化と放射性物質漏洩防止の研究(シリコンコーティング)

丸大鐵工株式会社
長松 孝俊

流動加速腐食における減肉箇所の予測高度化に関する研究

名古屋大学
辻 義之

地震荷重により構造物に蓄積された疲労損傷の可視化技術と健全性評価

東北大学
渡邉 豊

高比重消波ブロックの耐津波安定性評価手法の構築

名古屋大学
水谷 法美

放射性セシウムおよびトリチウムの環境中でのダイナミックス

静岡大学
大矢 恭久

【領域3】
浜岡原子力発電所1,2号機の廃止措置の改善に資する研究

廃棄乳オゾニドを利用した除染水の処理と減容化

静岡大学
齋藤 隆之

レーザー除染条件の明確化と粉塵飛散防止機構の研究

光産業創成大学院大学
藤田 和久

【領域4】
浜岡原子力発電所3,4,5号機の保守性・作業性の向上に資する研究

後方散乱X線CTによる大型構造物の非破壊検査技術の開発

名古屋大学
山崎 淳

 

添付資料2

参考:公募研究の募集概要

1.応募資格

ア.全国の大学、公的研究機関で科学技術研究に従事している研究者で、2.の研究領域に関する研究が遂行可能な研究者または研究グループのリーダー

イ.静岡県内に本社または支社(事業所)があり、2.の研究領域に基づいた研究が遂行可能な企業

2.今回募集する研究領域

領域1 原子力の将来技術に資する基礎基盤的研究

領域2 原子力発電所の安全性向上に資する研究

領域3 浜岡原子力発電所1,2号機の廃止措置の改善に資する研究

領域4 浜岡原子力発電所3,4,5号機の保守性・作業性の向上に資する研究

3.募集期間

2012年10月19日(金)~12月21日(金)

4.研究期間

2013年度開始とし、1年以上2年以内

5.研究費・採択件数

1件あたり500万円/年を限度とし、合計10件程度を採択予定

6.研究の形態

共同研究または委託研究

7.選考方法

社外の学識経験者等を委員とする「アドバイザリ・コミッティ」を編成して、1次・2次選考を経て決定します。

(注)原子力安全技術研究所について
当社は、福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、原子力発電所のさらなる安全性 向上と発電所の運営の改善に資するため、浜岡原子力発電所の現場を有効に活用した研究を進めるとともに、将来にわたって原子力をエネルギー源として安全利用していくために必要な研究を行うなど、原子力に係る研究の取り組みの強化を目指して、2012年7月1日に原子力安全技術研究所を浜岡原子力発電所内に設置しております。